
「セラピー=療法」であるということ
最近は「アロマ」の名が付いた物が沢山売っていますし、
どんなリラクゼーションでも良い香りが当たり前になっています。
では、香りのあるリラクゼーションは全てアロマセラピーなのかというと、答えはノーです。
香りを嗅ぐことで良い気分になることもあれば、
気分が悪くなったり頭痛が起きるようなこともあるのです。
アロマセラピーは古くから行われている民間療法の中の自然療法に属します。
セラピーでいう「アロマ」とは100%天然の芳香成分(精油=エッセンシャルオイル)のことを指しています。
膨大な量の植物から僅かに抽出される精油は、
数百種類とも言われる多くの天然の化学成分によって構成されています。
非常に分子が細かいので、香りとして鼻から吸い込むだけでなく、アロマトリートメントでは
皮膚からも吸収され、全身を巡って心と体の両面に働きかけます。
精油は植物のエネルギーが凝縮されているだけに1滴のパワーが大きいので、
必ず相当量に希釈して使用しますが、精油ごとに香りも含有成分も働きも違いますし、
人によってはアレルギーなどの危険な成分もありますので取り扱いには注意が必要となります。
元来、「薬」は植物の成分から作られているということを考えればお分かり頂けるでしょう。
ですから、精油の正しい知識とトリートメント技術だけでなく、
解剖生理学や反射区などの知識も修めているのがアロマセラピストであり、
その時その人の心と体に最も相応しい精油を用いることができてこそ「セラピー」となるのです。
但し、精油は薬ではありませんので「治す」ことを目的として使用しません。
セラピストは、その人のQOL(Qolity Of Life=人生の質)を向上させ
「その人そのものを全体的に良くする」ために施術するのです。
ただのリラクゼーションで終わらせることなく、
「気持ち良い」のその先を見据えて・・・。